シリアル送信プロトタイプ

サンプルプログラム(char型のポインタに代入した文字列を送信)

さて、ここまでシリアル通信に関連するWin32APIの関数を解説してきましたが、 これらを利用して実際にプログラムを作ってみましょう。
なお、ここでのサンプルはコンソールのプログラムですから、 「プロジェクト」-「デフォルトプロジェクトの編集」を選択し、 「アプリケーション」の「ターゲット」を「コンソールアプリケーション」にしておいてください。 (BorlandC++Compiler環境整備 参照。)
/* 
    BCC版シリアル送信プロトタイプ
    char型のポインタに代入した文字列を送信(rs_send01.c)
*/

#include <windows.h>


int main( void )
{
    HANDLE hComm;       /* シリアルポートのハンドル */
    DCB dcb;            /* 通信パラメータ */
    char* str="abc";    /* 送信データを格納する */
    DWORD writesize;    /* ポートへ書き込んだバイト数 */

    hComm = CreateFile(
        "COM1",                       /* シリアルポートの指定 */
        GENERIC_READ | GENERIC_WRITE, /* アクセスモード */
        0,                            /* 共有モード */
        NULL,                         /* セキュリティ属性 */
        OPEN_EXISTING,                /* 作成フラグ */
        FILE_ATTRIBUTE_NORMAL,        /* 属性 */
        NULL                          /* テンプレートのハンドル */
    ); 
  
    GetCommState(hComm, &dcb); /* DCB を取得 */
    dcb.BaudRate = 38400;
    dcb.ByteSize = 8;
    dcb.Parity = NOPARITY;
    dcb.StopBits = ONESTOPBIT;
    SetCommState(hComm, &dcb); /* DCB を設定 */


    WriteFile(hComm, str, strlen(str), &writesize, NULL); 
         /* シリアルポートに書き込み */

    CloseHandle(hComm);


    return(0);
}

実行結果

 

since 2004/07/16(Fri)

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