前へ 目次 次へ
AKI-H8/3664 QFP版に必要な部品を集める
 

 マイコンモジュールができたので、これに電源やスイッチ、 パソコンと通信用のDsubコネクタなどをつなぐために、 I/Oボードを作ることにしましょう。

 
部品一覧
 

 電源としては、9Vの電池を使うことにします。 006P型9Vの電池で、コンビニなどでも売っています。

口が太いほうがマイナスで、細いほうがプラスです。


この電池をつなぐために、電池スナップを使います。 赤いコードがプラスで、黒いコードがマイナスです。 逆にさすことはできませんから、安心です。


 電子部品を配置する「板」、ユニバーサル基盤です。 この基盤には、縦横に一定間隔で穴があいていて、穴の裏の縁には銅箔が塗られています (下の写真参照)。

この銅箔の部分にのみ、はんだがのるという性質を利用して、 電子部品をつないでいきます(下の写真参照:へたくそなはんだ付けですみません なにせ初心者なもので・・・)。

基盤の大きさや穴と穴の間隔、片面に銅箔がのっているか、両面にのっているか、 基盤自体の材質の違いなどでいろいろなものがあるようです。

ここではあまり大きなものは必要ではないので、 片面紙フェノール、2.54mmピッチドット、47mmX72mmのものを使っています。


 スイッチは必ずしも必要ないのですが、 電池スナップをつけたりはずしたりして電源を入れたりきったりするのは結構面倒です。 そこで、電池と回路の間にスライドスイッチを入れます。

ここで使ったスイッチは、ディップSW(BOX型・1回路)といい、 スイッチをスライドすることによって「ON」の時にはスイッチが入り、「|」の時にはスイッチが切れた状態になります。


スズメッキ線は、電子部品をつなぐための「線」として使います。 太さはいろいろあるようですが、直径0.5mmや0.6mmのものをよく使うようです。


スズメッキ線は被覆されていませんから、2本の線が接触すると接続されることになります。

配線をしていると、線同士を接続せずに横切らせる必要が出てきます。 そんなときに、スズメッキ線では不都合です。 ビニール線を使うほうが便利なようです。

色もいくつかあるようですので、用途によって使い分けると便利かと思います。


Dsubコネクタです。 パソコンとシリアル通信をするのに使います。 ここでは9Pコネクタを使っていますが、 マイコンの世界では25Pコネクタもまだ使われているようです。

片方がメス、もう片方がオスのストレートケーブルを使います。

ケーブルは自作することもできます。


基板に取りつける、Dsubコネクタです。 パソコンとシリアル通信をするのに使います。


 発光ダイオード(LED:Light Emitting Diode)です。 電流を流すと光を発します。

色だけでも、赤、緑、青、黄、白、フルカラーなど多くの種類があります。 画像は直径5mmの赤色LEDです。 この辺が最も安く手に入るようです。

LEDは足の長いほうをアノードと言い、プラス側につなぎます。 記号では三角の向きが電流が流れる方向を示し、上の記号では、上がプラス、下がマイナスです。

10mA程度の電流を流したときに最も明るく光るようです。 また、電圧は電流の大きさにあまりよらず、2V程度ということです。


AKI-H8/3664 QFP版の出力は(1が)5Vです。 上述のようにLEDは10mA程度で最も良く光り、電圧は2Vです。 したがって、AKI-H8/3664の出力とLEDの間に入れるべき抵抗は、

R=V/A=(5-2)/0.01=300オーム

程度であることがわかります。 ここでは、電流を少し押さえるために、多少抵抗を大きくしています。

写真は470オーム1/6Wのものです。

 

2003/04/24(Thu)
AKI-H8/3664 QFP版のトップページへ
トップページへ
SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送