現在最も一般的に利用されている9ピンDSUBコネクタの場合のピン配置を見てみましょう。
ピン番号 | 記号 | 入出力方向 | 意味 |
---|---|---|---|
1 | DCD | IN | キャリア検出 |
2 | RxD | IN | 受信データ |
3 | TxD | OUT | 送信データ |
4 | DTR | OUT | データ端末レディー |
5 | GND | グランド | |
6 | DSR | IN | データ・セット・レディ |
7 | RTS | OUT | 送信要求 |
8 | CTS | IN | 受信可能 |
9 | RI | IN | 被呼表示 |
RxDはデータの受信、TxDはデータの送信、GNDはグランドです。 その他は、通信のための確認などに使われますが、 マイコンとの通信などでは、RxD、TxD、GNDの3本だけで通信を行うことが多いようです。
以下では、この3線による通信に限定して考えてみましょう。
パソコンと周辺機器をつなぐのには、通常ストレートケーブルを用います。 周辺機器の側がオス、パソコンの側がメスになっているようです。 RxD同士、TxD同士をつなぎます。 送信、受信同士をつなぐのは変な感じですが、周辺機器の中でクロスさせているのでこのようなつなぎ方になるようです。 オス-メスのストレートケーブルは比較的入手しやすいようです。
また、周辺機器の側では、 RTSとCTSなどは直接結線しておいたほうが良いようです。
パソコン同士をつなぐ場合には、送信データのピンを受信データのピンにつなぎます。
データは1バイトごとに以下のように送信されます (通常使われるデータ8ビット、パリティーなし、ストップビット1の場合)。
通信速度はbps(Bits Per Second)で表します。 1秒間に1ビットのデータを転送できる速度が、1bpsです。 したがって、上記のデータ形式で転送する場合、 8ビットの文字を1秒間に1文字転送するには、10bpsの速度が必要になります。
パソコンと周辺機器で通信速度は、同じに設定しておく必要があります。
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