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PIC16F84を動かすための回路を作る(LEDを付け足す)

 さて、これでPICを動かすための部品と工具がそろいました。 しかし、この回路には問題点があります。

この回路でPICが正常に動いていることを、 どうやって確かめれば良いのでしょうか?

たとえ回路を間違えなく作って、プログラムが動いたとしても、 この回路ではそれを確認することができません。

というわけで、それを確かめるために、発光ダイオード(LED)を取り付けます。 ここでは13番ピンにつけてみました。

LED回路

 今回付け足したLEDの回路です。


 発光ダイオード(LED:Light Emitting Diode)です。 電流を流すと光を発します。

色だけでも、赤、緑、青、黄、白、フルカラーなど多くの種類があります。 画像は直径5mmの赤色LEDです。 この辺が最も安く手に入るようです。

LEDは足の長いほうをアノードと言い、プラス側につなぎます。 記号では三角の向きが電流が流れる方向を示し、上の記号では、上がプラス、下がマイナスです。

10mA程度の電流を流したときに最も明るく光るようです。 また、電圧は電流の大きさにあまりよらず、2V程度ということです。

数十円程度で手に入るようです。


PICの出力は(1が)5Vです。 上述のようにLEDは10mA程度で最も良く光り、電圧は2Vです。 したがって、PICの出力とLEDの間に入れるべき抵抗は、

R=V/A=(5-2)/0.01=300オーム

程度であることがわかります。 ここでは、電流を少し押さえるために、多少抵抗を大きくしています。

写真は470オーム1/6Wのものですが、1/4Wのほうが良かったのかもしれません。

1本数円程度で買えると思います。 秋月電子では、100本セットで100円です。

このページで紹介した品物の費用
赤色LED数十円
抵抗470オーム数十円
合計数十円
PIC回路用の部品の合計2000円弱
2002/09/27(Fri)
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